ThinkPad230CsでのLinuxの設定

ThinkPadへLinuxシステムをインストールする方法は,基本的には他のノートパソコン と同じです.様々なDistribution(Slackware,RedHad LINUX,debian等)が ありますので,好みに応じて選択すればよいでしょう.
NotePC で Linux を動かす為に必要/便利なツールが参考になるかも知れません.
日本語環境に関しては, JE(Japanese Extension) と呼ばれる配布キットが存在します. これをインストールすれば一通りの日本語環境が一気に整います.

ここでは,各distributionのインストール法を詳しく述べるのは止め, システムの設定において特にThinkPad230Csで注意すべき点について, 思い付くままに並べてみました.


Kernel Configuration

カーネルをソースから再構築する際は,以下の点に注意して設定をしてください.
あとは周辺機器や用途,好みに応じて設定します.

キー配列設定

ThinkPad230Csのキー配列に合わせるには, JEに付属の日本語106キーボード配列のキーマップをロードすればOKです.
      % loadkeys defkeymap j106-d
"左コントロール"と"CAPS"を入れ替える場合は cl2c-d ,
"半角/全角"を"ESC"にするには k2euc-d をそれぞれ追加でロードします.
      % loadkeys defkeymap j106-d cl2c-d k2euc-d

私は普段ASCII配列のキーボードを使用しているので, ThinkPadの配列をASCII配列に合わせるための 簡単なキーマップを作りました.使い方は, これをkeytableのあるディレクトリ (Slackwareなら/usr/lib/kdb/keytables)に置いて,

      % loadkeys defkeymap tp230-ascii-d.map
この場合,キートップの右端の方のキーは次のようになります.
む -> backquote   ろ -> slash

----- すみません,この後はまだ工事中です -----
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Lee Akinobu <ri@kuis.kyoto-u.ac.jp>
Last modified: Sat Jan 11 18:20:53 1997