Python によるMATLAB

注意: 自分がインストールした時のメモなので, 自分以外の環境での保証はできません.

インストール方法

yumでインストールされることを前提としているが、 apt-getやsynapticなどでも基本的に同じ。
pylabはインターフェイスで、本体はmatplotlibなので、それをインストールする。 また、そのままだとyumではlapackがインストールされないので、それも入れる。
yum install python-matplotlib
yum install lapack
      
debian系の場合は,次でうまく行く.
apt-get install python-matplotlib
      

確認

pythonを起動して,
import pylab
      
と入力し, エラーがでなければOK.

使い方

まず, コマンドラインからpythonと打って, pythonのプロンプトを表示する。 そのプロンプト上で、次のプログラムを打ち込む。
##Sinカーブの表示
import pylab   # pythonのMATLAB likeなインターフェイス
import numpy   # pythonの数値計算用ライブラリ


x = range(1, 100) # 1から100までのリスト [1, 2, ..., 100]
x = numpy.array(x) * numpy.pi*2 / 100 
     # numpy.arrayのオブジェクトにすれば、
     # リストとスカラーの掛け算が可能
sinx = numpy.sin(x) # arrayをまとめてsin関数に通すことが可能

pylab.plot(sinx) #sinxをプロット
pylab.show() # プロットを表示
すると、sinカーブが表示される。

調べ方

dir(something)で, somethingのもつメソッドを列挙
help(something)で, そのsomethingのヘルプを表示
import numpy
dir(numpy)
help(numpy)
help(numpy.sin)
back to my page back to home page