本ページでは,科研費 萌芽, No.19650030「二分決定グラフによる全解表現に基づく数独問題の難易度の定義と問題自動生成法」(代表) H19〜H20年度, 及び, (財) 中山隼科学技術文化財団「二分決定グラフによる全解表現に基づく数独の問題の難易度の定義とそれに基づく問題自動生成法の研究」(代表) H19年度, による成果を公開します.
研究の過程で開発されたプログラムを公開します.これらは Java で作成されており, ブラウザ上でアプレットとして動作します.
なお,動作には J2SE Runtime Environment 5.0 が必要です.動作しない場合は Sun のサイトからダウンロード,インストールしてから再度お試しください.
「ページを開いてもアプレットが表示されず×マークが表示され,Java コンソールを開くと "java.io.IOException: open HTTP connection failed." というエラーが表示される」という問題が報告されています. この問題には,以下のように対処してください
前者については,他サイトでは生じない問題のようですので,現在原因を究明中です.一応解消したつもりです.
どうしてもうまく動かない場合は,各ページの先頭にダウンロード版を準備しておりますのでお試し下さい (関連付けされている場合はそのまま実行,ターミナルからは "java -jar <jar file>").
2005年,「数独 (Sudoku)」と呼ばれるペンシルパズルが世界中でブームとなったことは 記憶に新しいことと思います. この数独というパズルは,制約問題という観点から見ても興味深いものであり, そのため世界中の科学者が様々な観点からこのパズルについて研究しています. ただ,それでもまだまだわかっていないことはたくさんあり,更なる発展が望まれるところです.
本研究では,課題名にあるように二分決定グラフと難易度をキーワードとして,数独の様々な側面を解き明かしていくことを目的としています. たとえば,最近関心があることには次のようなことが挙げられます:
実は,現在のところ二分決定グラフと難易度に関しての決定的な進展はありません(公開しているプログラムでも二分決定グラフは使用していない). ただ,二分決定グラフは数独に関わる別の問題で使えるかもしれない,と今考えているところです.
JavaSEで書かれたSudoku Constructor, SolverをAndroidに移植しました.
主な機能として
を実装しています。音声認識は、盤面の行・列・入力したい数字を順に話せばその位置に目的の数字が入るようになっています(例えば3行目4列に2であれば、「さん、よん、に」). 画像認識は画像認識モードで、カメラのプレビュー画面をタップすれば、その時写っている数独の盤面をソルバー画面へロードすることができます.
Ver. 2 November 11, 2011 Yoshiaki Bando
Ver. 1 March 5, 2008 Kazuki Maeda